柏餅は現在5月5日の端午の節句の季節物として扱われますが、もともとはこの日に食べていたのはチマキでした。これが、江戸時代の中期から柏餅に代替されたといわれています。柏餅自体は安土桃山時代には存在していました。
現在柏餅に使用されているカシワは、カシワギ、モチがシワなどと呼ばれています。葉は長さ7~15cmの楕円形をしており、冬にも葉を落とさず樹体につけており新葉の展開もだいぶ遅めです。
旧暦の端午の節句なら新芽を使うこともできましたが、現在使用されている新暦の端午の節句ではまたカシワの新葉は使えません。
カシワの葉が使われるのはユズリハのように新葉が出るまで葉が落ちないので、子孫繁栄の意味がこめられているからと言われます。
